JR西日本、近距離券・中長距離券ともにプラス…4月の運輸収入取扱状況

鉄道 企業動向
大阪環状線で運転されている103系(左)と223系(右)。4月は近距離券、中長距離券ともに好調だった。
大阪環状線で運転されている103系(左)と223系(右)。4月は近距離券、中長距離券ともに好調だった。 全 2 枚 拡大写真

JR西日本は5月22日、4月の運輸取扱収入状況を発表した。近距離券と中長距離券の収入が前年同月に比べ増加した。

定例社長会見での発表によると、近距離券は前年同月比で0.9%増加し、中長距離券も2.0%増加した。4月初めに大型低気圧の通過や淡路島地震の影響を受けたが、ゴールデンウィーク期間の切符の前売りなどが好調で、前年実績を上回った。とくに近距離券はグランフロント大阪の開業による利用者増加の影響もあった模様だ。

定期券は同1.6%の減少だったが、同社は「3月に定期券を事前購入するという購入時期のズレが原因」と見ている。また、5月1~20日の実績は2011年の東日本大震災の反動で好調だった前年並みに推移している。

一方、4月の新幹線、在来線特急、アーバンネットワークの利用状況は、新幹線と在来線特急が同1%減少となったが、同社は「曜日配列も考慮するとほぼ前年並みと考えられる」としている。アーバンネットワークは横ばいだった。なお、5月20日までの新幹線は同1%増加、在来線特急が横ばいで、アーバンネットワークは同2%増加だった。

《レスポンス編集部》

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