上田電鉄、別所線7200系の20周年記念切符を発売

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上田電鉄の7200系。現存する2編成はモハ5250形「丸窓電車」のイメージを再現した「まるまどりーむ号」に改装されており、塗色なども変更されている。
上田電鉄の7200系。現存する2編成はモハ5250形「丸窓電車」のイメージを再現した「まるまどりーむ号」に改装されており、塗色なども変更されている。 全 2 枚 拡大写真

上田~別所温泉間11.6kmの別所線を運営している上田電鉄(長野県上田市)は5月23日、「7200系運行開始20周年記念乗車券」を発売すると発表した。

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7200系は1993年、別所線を当時運営していた上田交通が東京急行電鉄(東急)から10両(2両編成5本)譲り受けた、1967~1968年製造の電車。先頭部が「く」の字に折れ曲がった特徴的な形状が特徴で、「ダイヤモンドカット」と呼ばれている。東急時代に冷房化改造を受けており、別所線では初の冷房車両となった。

2008年には東急から1991年製造の1000系8両(2両編成4本)を譲り受け、老朽化した7200系のうち6両(2両編成3本)が引退した。残る4両(2両編成2本)は、かつて別所線で運行されていた1928年製造のモハ5250形「丸窓電車」に似せた「まるまどりーむ号」に改装されており、だ円形にくりぬいたラッピングを一部の窓に施すなどして丸窓電車のイメージを再現している。

記念切符は5月28日から発売される予定。85mm×60mmの大型硬券5枚セットで、台紙は付かない。切符の表面には譲渡された5編成の写真、裏面には車両形式図や主要諸元表などを掲載する。発売額は1セット1360円。上田、下之郷、別所温泉各駅で発売する。

《草町義和》

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