インディカーは5月24日、この日行われたインディ500恒例のピットストップ選手権で、エリオ・カストロネベスとチーム・ペンスキーが14.475秒で14.854秒を記録したチップ・ガナッシ・レーシングのダリオ・フランキッティを決勝戦で下し、優勝を飾ったことを伝えた。
この勝利はチーム・ペンスキーにとって14度目のもので、カストロネベスにとって6度目のものとなり、どちらもこのイベントでの最多勝利である。
このコンテストの結果チーム・ペンスキーは5万ドル、そして準優勝のチップ・ガナッシ・レーシングは1万5000ドルの賞金を獲得した。
「我々はこのビジネスで最高のクルーを持っている。何が僕を最も感心させたかと言うと、チームが予想していなかったシナリオを乗り越えたことだ。僕はマークに合わせてストップするべきだったが、そうしなかった。しかし彼等は動揺することなく、素晴らしい仕事をした。おそらく僕のドジに慣れているのだろう(笑)。しかしレース本番では言い訳できない」とカストロネベスは語った。
チームは4本のタイヤを交換すると共に、燃料補給のシミュレーションをそれぞれのラウンドで行う。
尚、佐藤琢磨とA.J.フォイト・レーシングは最初のラウンドでエンジントラブルの為にスタートが切れず、参加できなかった。