5月22日午前6時40分ごろ、滋賀県近江八幡市内の市道を走行していたRVが路外に逸脱。道路左側の民家敷地内に突っ込む事故が起きた。庭に出ていた住人の79歳女性がクルマの下敷きとなり、骨折などの重傷を負っている。
滋賀県警・近江八幡署によると、現場は近江八幡市出町付近で片側1車線の直線区間。RVは前走車を追い抜こうと対向車線側へ進入したが、これを断念して自車線に戻ろうとした際にハンドル操作を誤って路外に逸脱。道路左側の民家にほぼ直角に突っ込んだ。
クルマは民家の玄関付近を破壊。庭に出て花の手入れをしていたこの家に住む79歳の女性がクルマの下敷きとなり、背骨などを骨折する重傷。クルマを運転していた同市内に在住する29歳の男性も足を打撲するなどの軽傷を負っている。
事故を起こしたクルマは街路樹や民家のブロック塀などにも衝突しており、警察では無理な追い抜きが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。