日本郵船、チリ・イースター島から南三陸町に贈られた「モアイ像」を無償で輸送

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モアイ像を輸送した船とトラック
モアイ像を輸送した船とトラック 全 2 枚 拡大写真

日本郵船は、東日本大震災の被災地復興支援の一環としてチリから無償での輸送に協力したモアイ像を、宮城県南三陸町に寄贈したと発表した。

贈呈式には、モアイ像の制作や寄贈に関わった関係者らが参列した。

1960年のチリ地震による津波で被災した南三陸町では、1990年にチリとの友好と復興のシンボルとしてモアイ像を制作し公園に設置していたが、震災の津波で倒壊した。震災後、同地を訪れたチリのピニェラ大統領は、新たなモアイ像の寄贈を約束、モアイ像のふるさとイースター島(チリ)の島民が島の石を使って作成した。

2012年11月、完成した約3メートル、重さ約2トンのモアイ像は、チリ国民の協力を受けながら、バルパライソ港で同社のコンテナ船「NYKアクエリアス」に積み込んだ。友好のシンボルは、長い船旅を終えて日本に到着した後、東京と大阪で展示され、今回、南三陸町へと移送した。

《レスポンス編集部》

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