海技教育機構への応募者、4年間で約7割増加…国土交通省調べ

船舶 行政

国土交通省海事局は、海技教育機構への応募者が毎年増加し、4年間で約7割増になるなど、船員教育機関に対する人気を示していると発表した。

船員教育機関である商船系大学2校、商船系高等専門学校5校、海技教育機構である海上技術学校4校、海上技術短期大学校3校、海技大学校の2012年度卒業生の求人・就職状況と2013年度応募・入学状況についてまとめた。

それによると船員教育機関の応募・入学状況では商船系大学への応募者は、1506人で前年比32人増、入学者が336人と4人減った。商船系高専への応募者は、490人で前年比55人増、入学者は横ばいの211人だった。

海技教育機構(海上技術学校と海上技術短期大学校)への応募者は、1047人と前年より174人増えた。入学者は387人と4人減った。

また、船員教育機関卒業生の求人・就職状況によると海上産業への就職者は、商船系大学で70人、前年比10人減となった。商船系高専が106人で37人増、海技大学校で27人と4人増となっている。

海上産業への就職率は、商船系大学で87.5%で前年と比べて6.6ポイント減、商船系高専が73.1%で12.0ポイント増、海技大学校が96.4%で3.6ポイント減となっている。

海上技術学校、海上技術短期大学校は、最終集計を乗船実習科修了後の10月に行うが、4月現在の実績値では海上産業への就職者(内定者含む)は327人で前年同期比5人増、海上産業への就職率が96.5%で、前年比0.1ポイント増となっている。

《レスポンス編集部》

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