プジョー 208 T16 パイクスピーク、欧州での最終テスト完了

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
フランス南部のモン・ヴァントゥをテスト走行するプジョー 208 T16 パイクスピーク
フランス南部のモン・ヴァントゥをテスト走行するプジョー 208 T16 パイクスピーク 全 5 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、プジョーが6月末、米国コロラド州で開催されるパイクスピーク国際ヒルクライムに投入する『208 T16 パイクスピーク』。同車の米国への輸送を前に、欧州での最終テストが完了した。

画像:プジョー 208 T16 パイクスピーク

これは5月28日、プジョーが明らかにしたもの。208 T16 パイクスピークが、フランス南部のモン・ヴァントゥにおける欧州での最終テストを、無事に終えたと発表している。

208 T16 パイクスピークは、プジョー『208』をベースに、プジョースポールがパイクスピーク用に開発したレース専用車。プジョーは2013年の同レースの最高峰、改造無制限クラスに、この208 T16パイクスピークでエントリーする。

エンジンは、3.2リットルV型6気筒ガソリンツインターボ。最大出力は875ps、最大トルクは90kgmと強力だ。トランスミッションはパドルシフトの6速シーケンシャル。車両重量は875kgに抑えられ、0-100km/h加速1.8秒、最高速240km/hの性能を備える。ドライバーは、WRC(世界ラリー選手権)の王者、セバスチャン・ローブ選手。

今回、プジョーが欧州での最終テストの場に選んだフランス南部のモン・ヴァントゥは、自転車ロードレースの「ツールドフランス」の舞台として有名。テストを終えたセバスチャン・ローブ選手は、「このテストはとても重要。パイクスピークは、平坦なサーキットとは条件が全く違うからね。非常に有意義なテストだったよ」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ルノー『クリオ』新型、フランスで受注開始…約350万円から
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
  5. EVになったメルセデスベンツ『GLC』新型、欧州受注開始…約1260万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る