ワロップス飛行施設、宇宙最初の星々・銀河の形成時期を調査するロケットの打ち上げへ
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CIBERは宇宙最初の星々・銀河の形成時期などの調査が目的。責任者のジェイミー・ボック(カリフォルニア工科大学)は「実験の目的は天体物理学にとって根本的に重要。観測は技術的に大変困難なものだ」と述べている。
米国航空宇宙局(NASA)の観測ロケットによるCIBERは今回で4回目。2009年、2010年、2012年の打ち上げはニューメキシコ州のホワイトサンズ・ミサイル実験場で行われた。今回は大規模のロケットを使用し、より高い高度まで打ち上げられるので、観測時間は長くなる見通し。
打ち上げの予備日は6月5日~10日。中部大西洋地域ではロケット視認の可能性がある。また、ワロップス飛行施設のNASAビジターセンターはパブリック・ビューイングを実施する。打ち上げ当日の21時30分から入場可能。
《日下部みずき》