【ジャガー Fタイプ 試乗】“ポルシェがライバル”実力派が誕生…河村康彦

試乗記 輸入車
ジャガー・Fタイプ(F-Type)
ジャガー・Fタイプ(F-Type) 全 7 枚 拡大写真

今でも名車の誉れ高い『Eタイプ』や、かつてのル・マンでの優勝などの“遺産”を背景に、「スポーツカー・ブランドへの原点回帰」というキャッチフレーズと共に誕生したのがこのモデル。

【画像全7枚】

日本導入は3種類が用意される内の上端と下端のグレードで、ある意味「メインモデル」というイメージで開発されたであろう6気筒のハイパフォーマンス版がスキップされたのはちょっと残念だ。

とはいえ、ベーシックな6気筒340ps仕様でも、実際には十二分の加速力。低回転域からバッチリ太いトルク感が得られる反面、回転上昇に伴う高揚感が薄いのは、機械式スーパーチャージャー付きエンジンゆえの宿命か。

一方、トップグレードの8気筒495ps仕様は、さすがに「怒涛のパワー」と実感。双方に組み合わされる8速ATは、DCTには叶わないもののなかなかダイレクトな駆動力の伝達感がスポーツカーらしい仕上がりだ。

そんなこのモデルの走りでのハイライトは、シャープなハンドリング感覚としなやかな乗り味が高いレベルで共存した、思わず「いかにも“良く出来たFR車らしい”」という表現を使いたくなるフットワーク。

スポーティでありつつも高級車らしい滑らかなテイストは、電子制御ダンパーを採用する8気筒モデルにより色濃いが、6気筒のベースグレードもなかなかの高得点だ。トランクスペースが“極小”なのが痛いところだが、なるほど「ポルシェがライバル」と明言するだけあっての実力派が誕生だ。

パッケージング:★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★

河村康彦
1960年生まれ。自動車専門誌編集部員を経て、1985年よりフリーランス活動を開始。現所有車はポルシェ・ケイマンS、スマート・フォーツー、VWルポGTI(ドイツ置き去り…)

《河村康彦》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『RX』大幅改良へ、新デザイン判明!…フロント刷新&内装進化
  2. スバルはなぜMTを捨てないのか? 2027年までに登場、次期『WRX』『BRZ』「新型スポーツハッチ」の姿とは
  3. 日野『プロフィア』リコール 火災のおそれ
  4. マツダ『ロードスター』改良新型、横浜ゴム「ADVAN Sport V107」を新車装着
  5. 日産『ノート』フルモデルチェンジへ、日産復活の切り札となるか?…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  2. 山岳トンネル工事でロックボルトを自動打設、三井住友建設が「離れteロック」開発…俵山・豊田道路第2トンネル工事に導入
  3. ヨコオ、電波暗室を中国・東莞に新設…アンテナ評価を現地完結へ
  4. タイヤは「黒いゴム」じゃない! ブリヂストンが明かした性能を決める原材料の秘密
  5. 日立エナジー、空飛ぶクルマ向け電力インフラ整備へ…Eve Air Mobilityと覚書締結
ランキングをもっと見る