ボーイング、最初の787-9ドリームライナーの最終組み立てを開始

航空 企業動向
787-9ドリームライナーの最終組み立て
787-9ドリームライナーの最終組み立て 全 2 枚 拡大写真

ボーイングは6月2日、同社の最初となる787-9ドリームライナーの最終組み立てを開始することを発表した。

787系列の最新のメンバーは、5月30日にボーイングがジェット機の大きなセクションを繋ぎ始めた時、その形を現し始めた。

「全ての787-9チームは、顧客への献身を満たす為にスタートから任務の遂行に絶え間なく集中してきた。787-9の我々の生産システムへの統合を時間通りに実施できたことは、これからの仕事に対して我々が良く準備できていて良いポジションにいることの明らかな印である」とボーイング商用航空機、787飛行機開発の副社長であるマーク・ジェンクス氏は語った。

ボーイングのグローバルパートナーは、最初の787-9の部分を最終組み立て工場に予定よりも早く納入し、その後航空機の他のフライトテストの為の大きな組み立て作業と共に、力強い進行を続けた。

「パートナーの献身と品質、能力が我々の統制されたパフォーマンスの実行の手助けとなった」とジェンクス氏は付け加えた。

ボーイングは787プログラムを通しての生産の強化を続ける間に、787-9を生産システムのスムーズな統合を行う為に、最初の3機の787-9をエベレットにある一時的急造ラインで製造することとなる。

787-9は787系列を拡大及び補足し、航空会社に787-8によって開かれたルートを成長させる機能を提供する。胴体部分を20フィート(6メートル)ことによって、787-9はさらに40人の乗客を運び、300海里(555キロメートル)の航続距離を延長すると同時に、同じサイズの飛行機に比べ20パーセント少ない燃料を消費する。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. スズキの人気トールワゴン『ソリオ』開発責任者が語る、「顔だけじゃない」マイナーチェンジの真価
  3. BMW『8シリーズ』初代オマージュの「エディション M ヘリテージ」登場、世界限定500台
  4. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  5. ポルシェ『911』がオフロード車に! 独ルーフが『ロデオ』量産モデルを初公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る