ブリヂストン、米国で新天然ゴム資源の加工研究所に着工

自動車 ビジネス 企業動向
起工式
起工式 全 4 枚 拡大写真

ブリヂストンの米国子会社であるBridgestone Americas Tire Operations(BATO)は5月16日、アリゾナ州メサ市で、天然ゴムを含む植物「グアユール」の加工研究所「Biorubber Process Research Center」の起工式を実施した。

同施設は2014年に完成を予定しており、完成後は40人の研究者と技術者が従事し、2015年には天然ゴムの試験生産を開始する計画。

同社グループでは、天然ゴムを採取する主要な原材料植物であるゴムの木(パラゴムノキ)の代わりとして、あらたな天然ゴム資源の研究開発活動を行っており、「Biorubber Process Research Center」では「グアユール」の品種改良や栽培技術、天然ゴムを採取するための加工技術の研究開発を行う。

「グアユール」は米国南西部からメキシコ北部の乾燥地帯が原産で、熱帯地域が原産のパラゴムノキとは異なる環境で栽培することが可能。天然ゴム供給源の多様化への貢献が期待されている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る