アラブ首長国連邦・ドバイを拠点とするエミレーツ航空は4日、東京国際空港(羽田からドバイ国際空港を結ぶ直行便を就航させた。同路線はデイリー運航となり、ドバイ国際空港をハブとして世界77か国へ向かうことができるようになった。
エミレーツ航空の日本路線は、2002年10月から就航した関西空港発着、2010年10月から就航した成田空港発着の路線に続いて3路線目。それぞれ毎日1便の運航となる。
ドバイから羽田への初便はボーイング777-200LRが割り当てられ、4日午前0時28分に羽田空港へ到着。折り返しのドバイ行きは午前1時51分に羽田を離陸してドバイへと向かった。最終目的地をドバイとする乗客だけでなく、ドバイから先、30以上の異なる目的地に向かう人たちが搭乗したという。
人員輸送だけでなく、今回の羽田便就航によって貨物取扱量も1便あたりで23トン。週あたりで160トンの扱い量が増加している。