国際石油開発帝石、三菱重工に「さやえんどう」型LNG船を発注、イクシスLNGプロジェクト用

船舶 企業動向

国際石油開発帝石は、豪州でオペレーターとして開発している「イクシスLNGプロジェクト」から生産されるLNGを輸送するため、三菱重工業と造船契約を締結したと発表した。

国際石油開発帝石は、子会社インペックス・シッピングを通じて川崎汽船と、LNG船1隻を共同で保有することを目的に、共同出資会社オーシャン・ブリーズ・LNG・トランスポート(OBLT)を設立し、三菱重工業との間で造船契約を締結した。

LNG船を発注したのは、イクシスLNGプロジェクトから生産されるLNGのうち、自社引き取り分のLNG年間90万トンを、新潟県上越市に建設中の直江津LNG受入基地に輸送するため。国際石油開発帝石は、OBLTと定期傭船契約を締結した。

OBLTの出資割合はインペックスが30%、川崎汽船が70%。

直江津LNG受入基地向けに新造するLNG船は、タンク容量約155,300立方メートルと大型タイプで、4基あるモス方式球形タンクを船体と一体構造のカバーで覆う「さやえんどう」型の船型を採用する。

船全体の強度を確保しながら軽量化するとともに、航行中の風圧による抵抗を大幅に軽減する。主機関には蒸気を再度加熱利用する新型蒸気タービン機関を採用、従来船と比べ単位積荷あたり20%以上の燃費低減を実現し、二酸化炭素排出量の抑制、輸送コストの低減を図る。このLNG船は三菱重工の長崎造船所で建造され、イクシスLNGプロジェクトからの生産開始が予定されている2016年末までに就航する予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「なんで国産にない?」キャンピングカーのベースにも最適! ヒョンデの新型商用EV『ST1』日本導入に期待の声
  2. MINI『カントリーマン』新型、「シャドー・エディション」発売…JCWトリム装備で598万円
  3. 「いちばん日本市場でいける気がする」BYDのコンパクトSUV『ATTO 2』の日本導入が話題…注目はその「サイズ感」
  4. 空冷ポルシェ150台以上集結、銀座上空の東京高速道路KK線で「LUFT TOKYO」開催へ…3月14日
  5. ダイハツ、軽BEV商用車『e-ハイゼットカーゴ』『e-アトレー』を発売…航続はクラスNo. 1の275km
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る