TDK、車載エレクトロニクス向けアキシャルリード型アルミ電解コンデンサーを発表

自動車 ビジネス 企業動向
TDK・アキシャルリード型アルミ電解コンデンサB41689シリーズ
TDK・アキシャルリード型アルミ電解コンデンサB41689シリーズ 全 1 枚 拡大写真

TDKは、車載エレクトロニクス向けのEPCOSブランドのアキシャルリード型アルミ電解コンデンサB41689シリーズを発表した。

同シリーズは、リップル電流耐量と耐振性が極めて高いのが特長。ESR値を低く抑え、内部熱抵抗をさらに小さくしたことで、コンデンサの自己発熱を大幅に抑制。従来のアキシャルリード型コンデンサに比べ、リップル耐量を50%向上させた。過酷な条件下でもコンデンサの並列実装数を減らすことができるため、コストの低減や信頼性の向上に貢献する。また、シングルエンド型コンデンサと同等のリップル電流耐量で比較した場合、60%の容積削減を実現する。

同シリーズは、ケース設計を最適化したことで、最大40Gの高耐振性を実現。ソルダリングスタータイプ(縦型実装タイプ)や接触補強板タイプなど、種々の実装タイプを取り揃える。さらに、機械的強度や信頼性に優れ、自動車のエンジン管理システムや燃料噴射システム、ギアボックスコントローラ、パワーステアリングシステムのほか、ファンやワイパー、オイル/ウォーターポンプ用制御装置など、車載エレクトロニクス用にも適している。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  3. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  4. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  5. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る