JR東日本、遠隔手話通訳サービスを試行…iPadのテレビ電話機能を活用

鉄道 企業動向
遠隔手話通話サービスの利用イメージ。
遠隔手話通話サービスの利用イメージ。 全 1 枚 拡大写真

JR東日本は6月4日、タブレット端末を使った遠隔手話通訳サービスを山手線内の案内所などで試験的に導入すると発表した。アップル社のタブレット端末「iPad」のテレビ電話機能を活用し、手話の遠隔通訳を行う。

手話でのコミュニケーションを希望する利用者が案内所を訪れた場合、案内スタッフがiPadをコールセンターに接続。利用者は画面に向かって手話で質問し、オペレーターが質問内容を案内スタッフに説明する。質問に対する回答を案内スタッフが口頭で説明すると、回答内容をオペレーターが手話で利用者に案内する。

このサービスはアールシステムとの提携により提供する「テルテルコンシェルジュ」の手話通訳を利用する。手話のほか英語や中国語、韓国語、日本語との遠隔通訳にも対応する。

サービスの試行は、JR東京総合病院の外来棟1階総合案内や東京駅、品川駅、上野駅、池袋駅などのインフォメーションカウンター、総合案内カウンターで、営業時間内のうち9時から17時まで実施する。試行期間は6月17日から2014年3月31日まで。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. 日産のピックアップトラック、『ナバラ』新型が11月19日デビューへ
  3. サーキットも通勤路も楽しくなる! スポーツタイヤの“リニアな気持ち良さ”を体感せよ~カスタムHOW TO~
  4. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  5. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る