日本TI、車載向けLEDドライバの新製品を発表

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TLC6C5912-Q1
TLC6C5912-Q1 全 2 枚 拡大写真

日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は、車載製品向けに、業界最高の電圧定格、過熱保護、最適化されたEMC(電磁適合性)性能などの特長を備えた、AEC-Q100車載認定取得済の次世代LEDドライバ製品を発表した。

【画像全2枚】

新製品「TLC6C598-Q1」「TLC6C5912-Q1」は、モノリシック8ビット/12ビットのシフトレジスタで、LEDをはじめとした、小電力負荷を駆動するためのシステム向けに開発。表示器のランプ、計器クラスター、LEDによるイルミネーションや制御など、自動車に使われる各種のダッシュボード・アプリケーション向けに設計されている。

新製品は、すべての出力で、業界最高の最大40Vの電圧定格を提供。「TLC6C598-Q1」は8本、「TLC6C5912-Q1」は最大12本のLEDストリングを、自動車のバッテリーに直接接続して点灯が可能。また、発熱に対する自己保護機能を搭載するほか、出力の立ち上がり時間と立ち下がり時間を制御および最適化したことで、電磁輻射を低減する。

2500個受注時の単価は「TLC6C598-Q1」が0.5米ドル(約50円)、「TLC6C5912-Q1」が0.7米ドル(約70円)。

《纐纈敏也@DAYS》

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