母子の乗る自転車を100mに渡ってひきずって死傷させた男を逮捕

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6月4日午前11時ごろ、東京都狛江市内の市道を走行していた自転車に対し、後ろから進行してきた軽乗用車が追突。クルマは自転車を引きずったまま約100m走行し、ブロック塀に衝突した。この事故で自転車に乗っていた母子が死傷している。

警視庁・調布署によると、現場は狛江市西野川4丁目付近で車線区別のない幅員約5mの直線区間。軽乗用車は現場の手前約200mから蛇行しながら走行。前方の路肩を走行していた自転車に追突し、これをひきずりながらさらに約100mを蛇行走行。最終的には道路左側のブロック塀に衝突した。

この事故で自転車の後部に設置された幼児用座席に着座していた2歳の女児が全身強打でまもなく死亡。女児の母親で、35歳の女性も頭部強打などの重傷を負った。警察はクルマを運転していた同市内に在住する72歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。女児死亡後は容疑を同致死傷に切り替え、調べを進めている。

聴取に対して男は「急な腹痛に見舞われ、痛みを抑えるために屈みこんだら何かに衝突した」と供述するも、その一方で「痛みであまり覚えていない」などとも話しているようだ。警察では前方不注視が主因とみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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