【F1 カナダGP】予選…雨の予選でベッテルがPP獲得

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
2013年 F1 カナダGP
2013年 F1 カナダGP 全 4 枚 拡大写真

ウェットコンディションで繰り広げられたカナダGP予選は、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がポールポジションを獲得。メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが2位に食い込み、ウィリアムズのバルテリ・ボッタスが3位で予選通過するというサプライズもあった。

セッションの時間軸と共に降水レベルがひっきりなしに変化。Q3序盤がベストコンディションだったが、以後は悪化する一方だった。

ベッテルは最高の瞬間と捉えて1'25.425をたたき出した。セクター1、2ではタイムを延ばすライバルもあったが、最終セクターの降水は激しく結局チャンピオンのタイムを脅かす者は現れなかった。ハミルトンはその後も全身全霊の力を振り絞ってタイムアタックを続けたが、最終トライのシケインでは激しいスライドを喫して、タイムはわずか0.087秒及ばなかった。

カナダ予選のスターはバルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)だろう。今年、ウィリアムズは一度もQ3に進出していないが、モントリオールの地でボッタスが見せたドライブは目覚ましかった。

最近の3戦で予選を制覇してきたニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)だったがボッタスの気迫には及ばず4位に落ち着いた。金曜日フリー走行の流れを制したフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)も、6位と振るわなかった。5位に割って入ったのはマーク・ウェーバー(レッドブル)だ。

尚、キミ・ライコネン(ロータス)とダニエル・リチャルド(トーロロッソ)が予選中の行為に対するペナルティを受けてグリッドダウンの処分を受けた。

1. ベッテル(レッドブル) 1'25.425
2. ハミルトン(メルセデスAMG) 1'25.512
3. ボッタス(ウィリアムズ) 1'25.897
4. ロズベルグ(メルセデスAMG) 1'26.008
5. ウェーバー(レッドブル) 1'26.208
6. アロンソ(フェラーリ) 1'26.504
7. ベルニュ(トーロロッソ) 1'26.543
8. スーティル(フォースインディア) 1'27.348
9. ライコネン(ロータス) 1'27.432 (グリッドダウン)
10. リチャルド(トーロロッソ) 1'27.946 (グリッドダウン)

Q2落ち
11. ヒュルケンベルク(ザウバー) 1'29.435
12. ペレス(マクラーレン) 1'29.761
13. マルドナド(ウィリアムズ) 1'29.917
14. バトン(マクラーレン) 1'30.068
15. グティエレス(ザウバー) 1'30.315
16. マッサ(フェラーリ) 1'30.354

Q1落ち
17. ディレスタ(フォースインディア) 1'24.908
18. ピック(ケータハム) 1'25.626
19. グロージャン(ロータス) 1'25.716
20. ビアンキ(マルシャ) 1'26.508
21. チルトン(マルシャ) 1'27.062
22. ヴァンデルガルデ(ケータハム) 1'27.110

107%タイム: 1'28.080

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る