米GM、スマートフォンで車両のドアロックやエンジン始動を可能に…2014年型に標準装備

自動車 テクノロジー ネット
GMが米国向け主要2014年モデルに標準装備したリモートリンク・キーFob
GMが米国向け主要2014年モデルに標準装備したリモートリンク・キーFob 全 2 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMは6月5日、スマートフォンからの遠隔操作で、車両のドアロックを解除したり、エンジン始動が行えるシステムを、2014年モデルの主要車種に標準装備すると発表した。

このシステムは、米国でGMの車載テレマティクス、「オンスター」を契約している車両に、5年間無料で提供されるサービス。「リモートリンク・キーFob」と命名された新サービスは、2014年モデルのシボレー、ビュイック、GMC、キャデラックの合計36車種に設定される。

顧客は自身のスマートフォンに、専用アプリケーションをダウンロード。そうすれば、スマートフォンの画面操作で、車両のドアロック&アンロック、ヘッドライトの点灯、クラクションの作動、エンジン始動が可能になる。

GMによると、オンスターの契約者から毎月6万回以上、車両のドアロックを遠隔操作で解除して欲しいとの要請を受けるという。

GMは2010年、シボレーブランドのプラグインハイブリッド車、『ボルト』の顧客用に「リモートリンク」のアプリケーション提供を開始。以来、GMの全ブランドに拡大展開し、アプリケーションのダウンロード回数は150万回以上、32万人以上がこのサービスを利用している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  4. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  5. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る