アウディは、2.5リットルTFSIエンジンが「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー」の2.0-2.5リッターエンジンカテゴリーで4年連続受賞を達成したと発表した。
インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーは、イギリスの出版社「UKPIメディア&イベンツ社」が主催。世界各国から集まった87人のモータージャーナリストにより構成される選考委員会が、市販自動車用のエンジンのうち優れたものを毎年選出する。
2.5リットルTFSIエンジンはアウディ『TT RSクーペ』および『TT RSロードスター』に搭載。ターボチャージャーと直噴FSIを採用し、最大出力360ps、最大トルク465Nmを発生する。
選考委員は同エンジンについて「アウディ TT RSは市場で最も魅力的な小型スポーツカーの一つ。低く響くエンジンサウンドとパワーは、乗る度にまるでグループBのラリードライバーになったような気分にさせてくれる」と評した。
今回の受賞でアウディTFSIテクノロジーは、インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーで9回目の連続カテゴリー受賞を達成。2005年~2009年には、2.0リットルTFSIエンジンが1.8-2.0リッターカテゴリーにおいて受賞している。
今回受賞した2.5リットルTFSIエンジンは、アウディSUVラインアップ初のRSモデルとなる『RS Q3』にも搭載される予定。(日本への導入は未定)