【F1 カナダGP】レース終了直後にマーシャル死亡事故

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
カナダGP(2013年)
カナダGP(2013年) 全 1 枚 拡大写真

近年安全対策の充実が著しいF1で、コースマーシャルが死亡するという痛ましい事故が発生した。F1における死亡事故としては12年ぶりの惨事だった。犠牲となったコースマーシャルの氏名は公表されていない。

事故はレース終了後にリタイアしたエスティバン・グティエレスのザウバーを撤去中に発生。ホイールクレーンで破損したマシンを搬送中に、ピットレーン出口付近で重機ドライバーからちょうど死角なっている位置で落とした無線機を拾い上げようとした38歳のマーシャルが転んでしまい、そのままクレーン車に轢かれてしまったという。

一旦サーキットのメディカルセンターに運ばれた後、ヘリコプターで市内の総合病院に搬送されたがそこで死亡が確認された。

F1でコースマーシャルが犠牲になる事故は、2001年のオーストラリアGPの事例が最後であり、その死亡事故と前年の一件からクラッシュしたマシンのタイヤが飛び散らないようにタイヤテザーが導入された。コースマーシャルと言えば、全員が無償でコースの安全にあたっている存在。2001年以来、同種の事故が途絶えていただけに、非常に残念である。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る