陸上自衛隊の監察官、飲酒運転で正面衝突事故を起こす

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8日午前4時ごろ、北海道喜茂別町内の国道230号を走行していた乗用車が対向車線側へ逸脱、対向車線を順走してきた別の乗用車と正面衝突する事故が起きた。順走側の3人が重傷。警察は逸脱車を運転していた54歳の陸上自衛官を飲酒運転の現行犯で逮捕している。

北海道警・倶知安署によると、現場は喜茂別町伏見付近で片側1車線の直線区間。乗用車は斜行するようにして対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を順走してきた別の乗用車と正面衝突した。

この事故で順走側のクルマに乗っていた70歳代の男女3人が骨折などの重傷。逸脱側のクルマを運転していた札幌市内に在住し、陸上自衛隊に所属する54歳の二等陸佐からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出したため、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。

逮捕された男は陸上自衛隊・真駒内駐屯地に所属し、監察官の立場にあるという。警察では飲酒した場所や量の特定を進めるとともに、事故発生の経緯も詳しく調べている。

《石田真一》

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