秩父鉄道の旧国鉄101系スカイブルー編成、秋に引退…さよならツアーを8月に実施

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秋に引退する予定のスカイブルー色1001号編成(右)と、2012年に引退した秩父鉄道旧塗装の1007号編成(左)。
秋に引退する予定のスカイブルー色1001号編成(右)と、2012年に引退した秩父鉄道旧塗装の1007号編成(左)。 全 3 枚 拡大写真

秩父鉄道は6月12日、1000系電車を2013年度末までに全て引退させると発表した。秋には1001号編成が先行して引退する予定。これに伴い「さよなら国電リバイバル1000系貸切りツアー」と題した引退記念ツアーを8月17・31日に実施する。

1000系は旧国鉄の通勤形電車として製造された101系の中古車両で、1986年から1989年にかけて3両編成12本が導入された。JRでは101系の運転を既に終了しており、秩父鉄道の1000系も3両編成が3本(1001・1003・1010号編成)残るのみとなった。

秩父鉄道は1000系の導入にあたり同社オリジナルの塗装に変更したが、後に一部の編成が旧国鉄色を模した塗装に再変更され、1001号編成は京浜東北線などで採用されたスカイブルー、1003号編成は中央線などのオレンジバーミリオンに塗り替えられている。

8月の引退記念ツアーでは、旧国鉄色の1001号編成と1003号編成による6両編成の貸切列車を使用。熊谷~三峰口間を往復し、三峰口駅でミニ撮影会を行う。旅行代金は大人4300円、子供3280円。予約は7月1日から秩父鉄道ホームページと秩父観光ツアーセンターで受け付ける。

1000系は今後、秋にスカイブルー色の1001号が引退し、2014年3月にはオレンジバーミリオン色の1003号とオリジナルカラーの1010号が引退する予定となっている。

《平泉翔》

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