【メルセデスベンツ E300 4MATICステーションワゴン 試乗】走りは意外にも軽快感あり…島崎七生人

試乗記 輸入車
メルセデスベンツ E300 4MATICステーションワゴン
メルセデスベンツ E300 4MATICステーションワゴン 全 7 枚 拡大写真

試乗車は3.5リットルのV6エンジン(252ps/34.7kg-m)を搭載。仕様により最大で自動車税50%軽減、自動車重量税・自動車取得税75%軽減等の優遇措置が適用になっている。

4MATICのステーションワゴンは、理想的な仕様のひとつ。車両本体価格785万円と決して手頃とはいえないが、幸運にもこのクルマが選べるオーナーには、日常にも休日の遠出にも使いやすいクルマなのは確かだ。

フルタイム4WDシステムは、前:後=45%:55%の駆動力配分。もちろん真価が最大限に発揮されるのは悪天候時だろう。けれど短時間の試乗の範囲でも、高速走行時のさり気ない安心感を実感した。またドライのオンロードでのコーナリング時は、意外にも軽快。身軽なスポーツカーのように曲がろうとする印象がある。7速ATとの組み合わせで動力性能も十分なため、1960kg(パノラミックスライディングルーフ装着車)の車重はまったく感じさせない。

試乗車は「クリスタルグレー」と呼ばれる、限りなく白に近い明るい色調の本革シート(オプション)を装着していた。けれどラゲッジスペースを始めカーペット類はダークグレー色で、汚れが目立たないコンビネーションなのは安心だ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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