IHI、ブラジルの造船会社アトランチコスル造船に資本参加

船舶 企業動向

IHIは、同社の持分法適用関連会社のジャパン・マリンユナイテッド、日揮と共同で、ブラジルのアトランチコスル造船(EAS)に資本参加すると発表した。

IHIは資本参加を目的とした特定目的会社を設立、EASが発行する第三者割当増資2億0100万レアルを引き受ける。新会社は、IHIが60.45%出資しIHIの連結子会社となる。

世界では石油,天然ガス需要の増大を背景に、海洋資源開発のための海洋構造物、プラントへの投資が増えている。

EASは、ブラジルの海洋産業の振興を目的に、ブラジルの大手ゼネコン2社を株主としてブラジル国立経済社会開発銀行の融資のもとに設立された造船会社。エネルギー大手のブラジル国営石油公社ペトロブラスとも強固な関係を築いている。

IHIグループは、ジャパン・マリンユナイテッドの前身だったIHIマリンユナイテッドとEASとの技術協力契約などを通して関係を深めてきたが、今回EASの株主から資本参加の要請を受け、検討を進めてきた。

この結果、EASが現時点で、大型の船舶、海洋構造物を建造できるブラジル国内唯一の造船所であり、ペトロブラス向けに石油資源開発用ドリルシップ7隻、タンカー20隻など、豊富な受注残を持ち、将来、FPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)建造事業への参画も予定しているなど、今後の成長が期待され、投資回収が見込まれると判断、出資要請に応じることにした。

《レスポンス編集部》

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