韓国キアモーターズの欧州法人、キアモーターズヨーロッパは6月6日、2013年1-4月の欧州新車販売の結果を公表した。総販売台数は11万0337台。前年同期比は4.1%増だった。
車種別の1-4月実績では、コンパクトカーの『シード』が3万1942台を売り上げ、最量販モデルに君臨。SUVの『スポーテージ』が、3万1772台でこれに続く。
市場別では、多くの国で新車販売が低迷する中、キアモーターズは欧州全体での市場シェアを2.7%へ拡大。同社によると、ドイツ、フランス、イタリアでは、新車販売の減速に反して、キアの新車販売は前年実績超え。ノルウェーやベルギー、英国では、市場平均を上回る伸びを示したという。
キアモーターズの4月単月の欧州新車販売は、2万9490台。前年同月比は7.2%増と、市場全体平均の7.1%減に対して、プラスとなった。
キアモーターズヨーロッパは、「最新モデルの新型シードと『プロシード』同様、スポーテージ、『リオ』、『ピカント』が販売増に貢献した」と説明している。