【全日本MX 第5戦】ホンダ、小方誠がヒート2で2位表彰台

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IA1 小方誠選手
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全日本モトクロス第5戦が6月16日、北海道オフロードパークで開催。IA1(450/250)でホンダは、小方誠がヒート2で2位表彰台を獲得するも、ポイントランキングでは、小島庸平(スズキ)に首位を明け渡した。

ヒート1、成田亮(ホンダ)は三原拓也(カワサキ)と熱田孝高(スズキ)に次ぐ3番手で1周目をクリア。チームメートの小方は、目の前で他車が転倒した影響で出遅れ、17番手からの追い上げを強いられた。成田は2周目に三原をパスして2番手に浮上すると、そのあとはトップを走る熱田をマーク。

レース序盤、熱田と成田の後方には、三原に代わって平田優(ヤマハ)と小島が追いつき、トップグループは4台に。しかしレース中盤、成田は4番手までポジションダウン。一方の小方は、7番手まで浮上した。4番手に後退した成田は、そのあとも数周にわたり、前を行く小島との差を3秒以内に保ったたが、終盤になって徐々に遅れていった。また小方は、三原の転倒リタイアもあって5番手まで順位を上げた。優勝の小島、2位の熱田、3位の平田に続き、成田は4位、小方は5位でフィニッシュした。

ヒート2、深谷広一(TEAM.MOTO.SPORTS.FUKAYA)、小方、成田が好スタートを決め、オープニングラップを小方、深谷、成田の順でクリア。2周目、深谷は6番手まで順位を落とし、TEAM HRC勢が1-2態勢を築いた。レース序盤、小方と成田は順位をキープ。両者の差は約4秒で、成田の後方には熱田が迫っていた。

レース中盤、成田は熱田にパッシングされて3番手に後退。次の周、ビッグテーブルトップの着地に失敗して、激しくクラッシュし、リタイアとなった。また、レース中盤になってややラップタイムを落とした小方は、熱田の接近を許し、30分+1周のレース時間が残り10分を切ったところで、2番手へと後退。そのあと、抜かれた熱田に数秒の差を守られ、小方は熱田に次ぐ2位となった。深谷は6位に入賞。今大会の結果、ポイントランキングは、小方がトップと2ポイント差の2位、成田はトップと25ポイント差の5位に後退した。

■IA1 ヒート1
1位:小島庸平(スズキ)
2位:熱田孝高(スズキ)
3位:平田優(ヤマハ)
4位:成田亮(ホンダ)
5位:小方誠(ホンダ)
6位:星野優位(ホンダ)

■IA1 ヒート2
1位:熱田孝高(スズキ)
2位:小方誠(ホンダ)
3位:田中教世(ヤマハ)
4位:小島庸平(スズキ)
5位:星野裕(カワサキ)
6位:深谷広一(ホンダ)

■IA1 ポイントスタンディング
1位:小島庸平(スズキ)199P
2位:小方誠(ホンダ)197P
3位:平田優(ヤマハ)186P
4位:熱田孝高(スズキ)183P
5位:成田亮(ホンダ)174P
6位:田中教世(ヤマハ)157P

《纐纈敏也@DAYS》

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