ヨコオ、自動速度取締装置用 24GHz帯ドップラーレーダ を開発

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ヨコオ・24GHz帯ドップラーレーダ
ヨコオ・24GHz帯ドップラーレーダ 全 2 枚 拡大写真

ヨコオは、高速道路・一般道での自動速度取締装置に使用する「24GHz帯ドップラーレーダ」を新たに開発したと発表した。

従来、自動速度取締装置には、主としてループコイルやレーザを用いた装置が使われてきたが、地中埋設工事や定期交換が必要であるうえ、設置環境による測定部(レーザ受発光部)への埃・汚れの付着や、霧・逆光等の天候状況による測定精度の低下が課題となっていた。また、近年はレーダも多く使われるようになったが、一般にビーム指向性が広いため、隣接レーンや測定対象物以外の影響を受けやすいという弱点があった。

新製品は、狭指向性ビームを形成できる平面アレイアンテナと、パルスレーダ方式を採用。設置環境の変化や隣接レーン等の影響による測定精度劣化が生じにくく、安定した計測を実現する。また、レーダユニット筐体は、レドームも含め小型・軽量で、道路車線上への取り付けも簡便となっている。

自動速度取締装置は近年、経済発展の著しいBRICs諸国、東南アジアにおいて需要が拡大している。同社では、今後各国での採用に向け、グローバルな展開を推進していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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