【フィアット パンダ 試乗】パワートレインの進化速度はなかなかのもの…竹岡圭

試乗記 輸入車
フィアット・パンダ「Easy」
フィアット・パンダ「Easy」 全 6 枚 拡大写真

いちばん感動したのは、デュアロジックの進化でした。『パンダ』のパワートレインは、『FIAT500ツインエア』に搭載されたものと同じなんですけれど、これが『イプシロン』からパンダと載せられていくにつれて、どんどん変速速度が早くなり、ショックも少なくなりと、使い心地のいいものに進化していっているんですよね。この進化のスピード、なかなかのものです。

【画像全6枚】

そしてFIAT500と同じといえば、実はベースも同じでして、すごく分かりやすくいうと、FIAT500ツインエアにパンダの皮を被せただけに近いところもあるのですが、性格がまったく違うんですよ。

FIAT500はキビキビ元気という性格なのに対し、パンダはやっぱりもう少しコンフォータブルな実用車という感じなんですよね。このあたりの性格づけ、お見事だと思いました。

さらに感動したのが、専用デザインが多いこと。見える範囲では、ベースのFIAT500とほぼ同じものはないんじゃないかしら?細かいところで言えば、スイッチ類も専用設計。パンダはスクワークルという、角の取れた四角をモチーフにしているので、丸をモチーフにしたFIAT500とは、確かに共通しにくい部分はあるんですよね。

パッと見て、同じなのはバックミラーとかはそうだよね!と見つけられるくらいなので、ほぼ専用と言っていいと思います。各メーカーともに、共通部品化が進む中、これってすごいことだと思います。やっぱりこういうこだわりこそが、所有欲をくすぐってくれると思うんですよね。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★

竹岡圭|モータージャーナリスト・タレント
「クルマ&カーライフを楽しもう!」「クルマとエコと生活と」をモットー&テーマに、自動車専門誌を中心に、女性誌、TV、新聞、ウェブなどさまざまな媒体で、「世界中で書いて・喋って・走って」活躍する女性モータージャーナリスト。ラジオのパーソナリティ、TVのワイドショーやバラエティ番組にも出演する。インプレッションのほか、チャイルドシートやカーグッズ、クルマ旅行など、カーライフ全般を女性の視点からレポートする。国や都道府県、高速道路会社等の審議会や委員会の委員を兼任。自動車大学校の特別講師も務める。モータースポーツでは、ドライバーとして耐久レースやラリーレイドなど数々のレースに参戦する。日本自動車ジャーナリスト協会(A.J.A.J.)理事、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

《竹岡圭》

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