ホンダ フィットEV、米国で人気…一時的な在庫切れ状態に

エコカー EV
ホンダ・フィットEV(ロサンゼルスモーターショー11)
ホンダ・フィットEV(ロサンゼルスモーターショー11) 全 3 枚 拡大写真

ホンダが米国の一部州で販売している『フィットEV』。同車のリース価格を引き下げたところ、一時的に在庫切れの人気になっていることが判明した。

これは6月14日、アメリカンホンダが明らかにしたもの。同社のスティーブ・センター副社長は、「我々はフィットEVが完売したとの噂を聞いた。それほどフィットEVに対する需要は旺盛」と述べたのだ。

米国ではフィットEVはリース販売のみとなるが、2012年7月、まずは西海岸のカリフォルニア州とオレゴン州でリース販売をスタート。その後、マサチューセッツ、コネチカット、メリーランド、ニューヨーク、ニュージャージーの5州にもリース販売エリアを拡大した。当初、現地では3年間のリース契約で、月々の支払額は389ドル(約3万6900円)だった。

アメリカンホンダは5月30日、フィットEVのリース価格の引き下げを発表。3年間のリース契約での月々の支払額は、389ドルから259ドル(約2万4600円)へ、130ドル(約1万2300円)ダウンした。

スティーブ・センター副社長は、「正しく言えば、フィットEVは完売ではない。一時的に在庫切れの状態にある。できるだけ早期に、より多くのフィットEVがディーラーに届くよう手配しているところだ」とコメントしている。

フィットEVは、『フィット』ベースのEV。燃料電池車の『FCXクラリティ』用のモーターは、最大出力123psを発生する。二次電池は、蓄電容量20kWhのリチウムイオンバッテリー。米国EPA(環境保護局)の電費性能は、118MPGe。1回の充電で航続できる距離は、最大132km。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. いすゞ『エルフ』と日産『アトラス』、計1万8000台超でリコール…パーキングブレーキが作動せず事故
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る