ボッシュ、横浜R&D発モーターサイクル用安全デバイスを発表

モーターサイクル テクノロジー
横浜R&Dにあるモーターサイクル用のラボ
横浜R&Dにあるモーターサイクル用のラボ 全 2 枚 拡大写真

四輪用のABSやトラクションコントロールなど、さまざまなセーフティデバイスを世に送り出しているボッシュは、モーターサイクル用の安全デバイスの開発にも余念がない。

じつはボッシュのモーターサイクル用安全デバイスの開発拠点は、日本の横浜R&Dが中心となっている。ボッシュは2012年にトラクションコントロールを備えたモーターサイクル用ABSを市場導入し成功を収めている。

さらに2013年には新しいモーターサイクル・スタビリティ・コントロール(MSC)を開発し、2013年に量産に移行する予定であることを6月20日に開催された年次記者会見で明かにした。

この新型MSCはコーナーでモーターサイクルを傾けながら減速・加速する場合を含む、あらゆる状況でライダーをサポートできる初のシステムとなる。「新しいMSCは、路上でのモーターサイクルの安全性を高める、ボッシュのもうひとつの画期的な製品です。MSCはモーターサイクルの安全性の向上のために、横浜にある当社のコンピテンス・センターにて大部分が開発されました。私は日本のエンジニアの革新的な能力を非常に誇りに思っています」と、社長のヘミング氏は述べた。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

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