ルノー、新F1エンジン発表…1.6ターボは760ps

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ルノーの新F1エンジン
ルノーの新F1エンジン 全 2 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、ルノーは6月21日、パリ航空ショーにおいて、新しいF1エンジンを発表した。

この新エンジンは、「エナジーF1」と命名。2014年シーズンのF1は、現在の自然吸気の2.4リットルV型8気筒をやめ、新レギューレーションに移行。これに対応したエンジンとした。

エナジーF1は、直噴1.6リットルV型6気筒を、ターボチャージャーで過給したエンジン。最大出力は600psレベルを引き出す。

環境性能に配慮したのも、エナジーF1の特徴。エネルギー回生システムの「KERS」と同じアイデアとして、MGU-K(モーター・ジェネレーター・ユニット・キネティック)と、熱エネルギー回生システムのMGU-H(モーター・ジェネレーター・ユニット・ヒート)を採用している。

このエネルギー回生システムが、およそ160psのエクストラパワーを発揮。エンジンと合わせたトータル出力は、760psレベルに到達する。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る