【WRC 第7戦】オジエ、イタリア第1レグでのリードを確定

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セバスチャン・オジエ
セバスチャン・オジエ 全 6 枚 拡大写真

6月21日に行われたラリーイタリアで、フォルクスワーゲンのセバスチャン・オジエが初日のレグでトラブル無く、46秒6のリードを確保した。

オジエはオープニングステージを20秒リードした後、2つのステージで勝利し、この1日のレースを上手く組み立てた。

「僕はこのラリーに、勝つ為のモチベーションを持って来た。なぜなら僕が最後に勝ってから2レースぶりで、もう一度あのフィーリングを味わいたいからだ。しかしまだラリーは半分終わっただけなので、僕達は明日の仕事を完了させることに集中しなければならない」とオジエは語った。

2位への戦いはかなり近いものだった。ミッコ・ヒルボネンとマッズ・オストベルグ、そしてティエリー・ヌービルとダニ・ソルドの4人は20秒の差の中に収まったが、ヒルボネンが彼のシトロエンDS3でティエリー・ヌービルに僅かな差で勝利した。

多くの意味において、ヌービルのパフォーマンスはこの日最高だった。このベルギー人ドライバーはオープニングループの後に彼のフォード・フィエスタRSのブレーキを調整し、ハンドリングに革命を与えて5位から3位へと順位を上げ、ヒルボネンとの20秒の差を3.1秒差にまで詰めることに成功した。

「今朝の小さなスピンを除いて、全ては上手く行った。こんな感じで明日も続けられることを望むよ。3位でも嬉しいが、すでに2度の3位を持っているので、2位はもっとナイスだ。僕達は話し合って、プランを決定するだろう」とヌービルは語った。

ソルドは最後の2つのステージで後方に下がり、スペイン人ドライバーはヌービルから30秒遅れとなった。「僕は昨年このラリーを走らなかったので、多少不利な条件だったが、明日は表彰台に向けて戦う」と彼は語った。

このクォーターで大きなミスをしたのはマッズ・オストベルグだった。彼のフィエスタRSでほとんど3位を保持し、最後の2つのステージの為に新しいスプリングを採用し、ハンドリングに満足していた。だたし、彼は最後のステージの最初にロールアウトしてしまう。

オストベルグの落下はヤリ‐マティ・ラトバラのポロRを5位に上げた。このフィンランド人ドライバーはオープニングステージでパンクのために2分間を落とし、残りのステージで3度勝利しながらも、回復の為に費やしてしまった。

《河村兵衛》

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