JR四国の元祖トロッコ列車、現行デザインは8月31日限り…秋から「水戸岡デザイン」に

鉄道 企業動向
トロッコ列車「清流しまんと号」用に改造された無蓋貨車のトラ45000形(トラ152462)。現行デザインによる運行は8月31日限りで終了する。
トロッコ列車「清流しまんと号」用に改造された無蓋貨車のトラ45000形(トラ152462)。現行デザインによる運行は8月31日限りで終了する。 全 2 枚 拡大写真

JR四国は6月24日、予土線のトロッコ列車「清流しまんと号」について、8月31日限りで現行デザインの車両による運行を終了すると発表した。

「清流しまんと号」は旧国鉄時代の1984年7月21日から運転を開始。トロッコ風のオープン客車に改造した貨車を気動車がけん引している。予土線の車窓からは清流として知られる四万十川を眺められることから、同線の活性化策として運行されるようになった。現在は予土線以外のローカル線などでも、鉄道活性化策の一つとしてトロッコ列車が運行されている。

「清流しまんと号」は現行デザイン車による運行の終了後、JR九州などの鉄道車両のデザインで知られる工業デザイナー・水戸岡鋭治氏のデザインによる車両で運行される。秋頃からの運転開始を予定しており、JR四国は詳細が決定次第発表するとしている。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  2. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
  3. 【レンジローバー ヴェラール 新型試乗】ああ、紛うことなくレンジローバーだ…島崎七生人
  4. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る