日産ゴーン社長の12年度報酬は9億8800万円…100万円アップ

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日産自動車 カルロス・ゴーン社長
日産自動車 カルロス・ゴーン社長 全 2 枚 拡大写真

日産自動車のカルロス・ゴーン社長は6月25日に横浜市内で開催した株主総会で、2012年度の自らの報酬が前年度に比べ100万円多い9億8800万円だったことを明らかにした。

ゴーン社長は「毎年、役員報酬について客観的かつ独立した第三者のベンチマーキングをタワーズワトソン社に依頼している。12年度、ベンチマークした自動車業界のCEOの平均報酬は14億7000万円だった。このうち最高報酬額は19億5000万円だった」と説明した。

さらに「12年度、役員に支払われた報酬は18億4000万円で、これは11年度と比べて1.1%少なく、また承認されている(役員報酬総額の上限)金額の61.5%だった。12年度は私を含めて6人の取締役の報酬が1億円以上だった」と述べた。

その上で「ベンチマーク調査で日産の経営陣の他のメンバーは中間値を下回る報酬だった。競合他社ではこの差をついて日産の経営陣から主要なメンバーを採用しようとしている。将来、役員報酬に対して相当な投資をし続けなければ、成長に必要な優秀な人材の採用、維持が難しくなり、また競争力を保つことができなくなると考えている」と強調した。

《小松哲也》

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