【新聞ウォッチ】日産、3年ぶりに株主総会後の懇親会、“ゴーン人気”復活

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【新聞ウォッチ】日産、3年ぶりに株主総会後の懇親会、“ゴーン人気”復活
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2013年6月26日付

●20年夏季「東京五輪」高い評価、IOC報告、財政・交通強み(読売・1面)

●全日空、エアアジアと合弁解消(読売・8面)

●トヨタなど炭素繊維の開発スタート(読売・8面)

●ゴーン氏報酬9億8800万円(読売・8面)

●三菱自、優先株処理、前倒し「年内にも」株主総会(朝日・11面)

●川重の解任劇「幼稚」日本電産・永守社長が論評(朝日・11面)

●高速無料化先送り答申、国交省会議、老朽化対策に充当 (毎日・4面)

●ソフトバンクの買収承認、株主総会、米スプリント、賛成多数 (産経・1面)

●不振シャープ批判続出,株主総会、高橋新社長過去と決別強調(東京・7面)

●ゴーン日産CEOに聞く、世界販売16年度1000万台、ルノーとのグループ全体で、後継者選び「責務」(日経・2面)

ひとくちコメント
日産自動車の定時株主総会で明らかにしたカルロス・ゴーン社長の2013年3月期の役員報酬は9億8800万円。前年の9億8700万円より100万円の増加だった。

一般のサラリーマンならば、年収が100万円もアップすれば、大はしゃぎするところだが、メディアの表現も「わずかに増えた」(朝日)などと、金銭感覚も麻痺しがちになる。

日産の総会では6人の株主が質問を行った。その中でゴーン社長の「14年間の功績は認めても後継者を育てていないのではないか」と疑念する指摘はあったものの、以前のように「報酬が高過ぎる」という批判的な意見はなく、世界水準から比べれば「決して高額ではない」という言い分が浸透したとも受け取れる。

総会が開かれた「パシフィコ横浜」の会場では、2011年3月の東日本大震災発生後に中止していた株主懇親会を3年ぶりに再開。2か所に分かれた大宴会場のテーブルには小皿に盛られた握り寿司やシュウマイ、焼きそば、デザートなどが振舞われた。

もっとも、株主のお目当ては、飲食以外に、“金満社長”とのツーショット。乾杯の発声後は、ゴーン社長の周辺には、デジカメを片手にした株主たちの輪が絶えなかった。

《福田俊之》

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