破産のニュルブルクリンクサーキット、ドイツ自動車連盟が買収に名乗り

モータースポーツ/エンタメ 出版物
ドイツのニュルブルクリンクサーキット
ドイツのニュルブルクリンクサーキット 全 2 枚 拡大写真

数多くのレースが開催され、自動車メーカーの新車開発の舞台としても知られるドイツの有名サーキット、ニュルブルクリンク。現在、破産手続きを進めている同サーキットに、有力な買い手が現れた。

これは6月24日、ドイツの有力経済誌、『Wirtschaftswoche』が報じたもの。同メディアの取材に応じたADAC(ドイツ自動車連盟)のピーター・メイヤー代表は、「我々がニュルブルクリンクサーキットの買収に名乗り出た」と明かしている。

ニュルブルクリンクサーキットの事実上のオーナー、ドイツのラインラント・プファルツ州は2012年7月、ニュルブルクリンクの破産を宣言。同サーキットは2009年、遊園地の建設などを含めた大規模な改修を実施。この際の3億ユーロの借り入れにより、経営状態が悪化していた。

そんなニュルブルクリンクの救世主になる可能性が出てきたのが、ADAC。毎年恒例のニュルブルクリンク24時間耐久レースを主催するなど、ニュルブルクリンクサーキットとの関連が深い。

同メディアの取材に対して、ADACのピーター・メイヤー代表は、「ニュルブルクリンクは、ドイツのモータースポーツの聖地。だからこそ、このサーキットを将来に渡って維持するために、あらゆる努力を払う」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る