三菱ふそう、環境性能を高めた新型産業用エンジンを発売

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三菱ふそう・6M60-TLE3BA
三菱ふそう・6M60-TLE3BA 全 1 枚 拡大写真

三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は、2011年排出ガス規制(大型特殊自動車)適合の新型「6M60-TLE3BAエンジン」を発売した。

MFTBCの産業用エンジンは、国内外のショベルカー、クレーン車などの建設機械、移動用発電機などに幅広く活用されており、同エンジンはすでにラフテレーンクレーン用などとして、国内大手建設機械、産業機械メーカー等で採用されている。

新型エンジンは、燃焼温度を抑え、NOx低減と燃費向上を実現する従来のクールドEGRシステムに加えて、最適なEGR制御を可能とした空燃比フィードバック式制御を採用した「高精度クールドEGRシステム」を搭載。また、排出ガスの後処理システムに、再生制御式DPFを採用し、2011年排出ガス規制に適合させた。

また、排出ガスの後処理システムとして、強力酸化触媒と耐熱性に優れたSiC(炭化ケイ素)セラミックフィルターを組み合わせた「再生制御式DPF」を新規採用。前段の酸化触媒部分でHC(炭化水素)やPMの一部を浄化するとともに、SiCセラミックフィルターで残りのPMを捕集・燃焼処理。さらに後段の酸化触媒部分でフィルター再生時に発生するHCとCO(一酸化炭素)を浄化する。

新型エンジンは排気量7545ccの6気筒インタークーラーターボ、最大出力は200kW、最大トルクは775Nm。

《纐纈敏也@DAYS》

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