国交省と海保、プレジャーボート発航前点検の実施を徹底するための新たな仕組みを構築

船舶 行政
国土交通省と海上保安庁、プレジャーボートの発航前点検の実施を促進
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国土交通省と海上保安庁は、プレジャーボートの船長に発航前点検の適正な実施を促進するため、発航前点検チェックシートを活用し、船長がプレジャーボートの出航の度に発航前点検を実施する仕組みを構築すると発表した。

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プレジャーボートの海難事故は、毎年約1000隻近く、全船舶海難の4割以上を占めている。このうち約3割は、機関取扱不良や船体機器整備不良が原因で、これらの海難であっても、機関故障によって操船が困難となり、乗船者の生命にかかわるケースや、他船にも影響を及ぼす事例も発生している。

また、実際の海難事故では、小型船舶操縦者(船長)に義務づけられている発航前点検を適正に行うことで未然に防止できたものが多く含まれている。

国交省などは、遵守事項パトロール活動や海難防止講習会を通じて、海難事故のデータをもとに、発航前点検の重要性を呼びかけてきたものの、浸透していないことから、新たな取り組みを導入する。

具体的には、国交省海事局は、マリーナなどに対し、所属会員がプレジャーボートの出航の度、チェックリストにより発航前点検を実施させるよう指導啓発するとともに、小型船舶操縦士免許の取得、更新時に、受講者に対し、チェックリストを活用してプレジャーボートの出航の度、チェックリストにより発航前点検を実施するよう指導する。

プレジャーボートの船舶検査の受検時にも、船舶所有者に対しチェックリストを配布する。

海上保安庁は、現場指導、海難防止講習会を通じた指導啓発や、機関取扱不良、船体機器整備不良による海難事故船舶の船長と所属マリーナに対し、チェックリストによる発航前点検の実施を励行する。

国交省海事局海技課と海上保安庁交通部安全課は、海難事故の発生数の推移を定期的に確認し、海難防止対策を推進していく。

《レスポンス編集部》

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