【INDYCAR】琢磨が引き寄せた出会い

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
佐藤琢磨と井上ファミリー
佐藤琢磨と井上ファミリー 全 3 枚 拡大写真

インディカーは、F1の上海グランプリで出会ったシカゴの井上夫妻が、インディカーシリーズのドライバー、佐藤琢磨と食事をして語り合ったエピソードを明らかにした。

井上ゆうすけとあや夫妻は、2004年に上海グランプリで出会い、その後関係を継続して結婚に至り、現在はシカゴで家族を養っている。

そのほとんどの成り行きは佐藤琢磨にとって、預かり知らぬことであった。

ゆうすけは、2002年にホンダエンジン搭載のジョーダン・チームでF1デビューを飾った琢磨を追いかけ始めた。そして彼は東京の自宅から東南アジア方面で行われるGPへ旅するF1ファンであり、琢磨ファンの「あや」と出会うこととなった。

「佐藤琢磨が素晴らしい日本人ドライバーであることは知っていたよ。そして彼が2002年にF1デビューを果たした時、彼の大ファンとなってテレビで観戦するようになった。2004年にはインディアナポリスに行って、U.S.グランプリで彼が表彰台に立ったのを見て、ますます好きになった」とゆうすけは語る。

シカゴでエンジニアとして居住し、働いていたゆうすけは中国に旅をして、素晴らしいレースと琢磨の表彰台フィニッシュ以外は何も予想していなかった。

「IMSでの彼の表彰台を見て以来、僕はもう一つのF1レースを観戦したかった。ただ、日本グランプリのチケットは売り切れていたので、中国グランプリに行くことにしたんだ。日本にいちばん近いGPだからね。だからもし琢磨がU.S.グランプリで表彰台に立っていなかったら、もう一度レースに行くことはなく、上海で彼女に出会うこともなかっただろう。僕は琢磨がインディアナポリスで表彰台に立ったことに、とても感謝している」と彼は付け加えた。

「私は友人達と上海に行って、彼もそこに居ました。私達はEメールアドレスを交換して、何度かメールを交換しました。私達は3度か4度デートしただけで、2006年に結婚をして、私は2007年の初めからシカゴにやって来ました(笑)」とあやは語った。

琢磨がF1を去った後、彼が2010年にインディカーシリーズに合流することで、ふたりの新たなファン生活が始まった。

「彼が2010年にインディカーでデビューした時、僕はやった!と叫んだよ」とゆうすけ。

インディカーシリーズが行われている間に、ふたりは子どもの“みさき”と“たくみ”とともに、幾つかのレースを観戦した。そして、アイオワ・スピードウェイでのレース前に琢磨と食事までしたという。

「僕は毎年ファンクラブのミーティングなどで、友達になって会い続けている多くのカップルを見ている。彼等はとても忠実なファンで、彼等が良い時間を分け合うのを見るのは素晴らしいことだ」と琢磨は語った。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  5. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る