バイク王、産学連携「未来のバイク デザインコンテスト」

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バイク王のシンクタンク「バイク王 バイクライフ研究所」は、日大、上智大、東京理科大と連携して「未来のバイク デザインコンテスト」を実施。高校生、高等専門学校生、大学生を対象としたデザインの募集を始めた。

日本大学生産工学部の景山一郎研究室、同・丸茂喜高研究室、上智大理工学部の竹原昭一郎研究室、東京理科大工学部の林隆三研究室の4研究室が審査に協力する。

二輪車の運動力学研究の第一人者である景山教授のほか、自動車技術会に所属する第一線の教授らの研究室ばかりだ。それぞれの研究室のホームページでも、コンテストへの協力・監修が告知されている。

バイクのデザインコンテストは浜松市など、いくつかの団体で実施されたことがあるが、大学の研究室と提携した本格的なコンテストは、きわめて珍しい。

さらに、オープンキャンパスで大学を訪れる高校生に対して、研究室がコンテストの実施を話すなど、作品応募でも協力する予定だ。

集まったデザイン画は、デザインそのものの優秀性のほか、環境への配慮や安全性など科学的な視点から審査される。

応募は7月31日必着で締め切られ、一次選考を経てプレゼン大会に参加。大賞1点、優秀賞3点を選考する。大賞は賞金10万円、優秀賞は各5万円。

プレゼン大会と表彰式は、8月11日の開催を予定。会場は、くるまライフ・コミュニティパークとして作られた新東名清水パーキングエリアで開催される。受賞作は同所に展示を予定している。プレゼン大会出場者の国内交通費は事務局が負担する。

バイク王バイクライフ研究所の澤篤史所長は、「先生方も若者たちがどんなバイクデザインを生み出してくれるか、どんな科学的アプローチを試みるかを、とても楽しみにしている。このコンテストを通じて、バイクをより身近に感じてほしい」と、話す。

同研究所の「リセール・プライスランキング」レポートなどによると、バイクデザインのトレンドでは、ホンダCB400SF、カワサキW800など、伝統的なモデルのデザインは安定した人気があるという。

また、直近のトレンドでは、カワサキ・ニンジャ250、ホンダCBR250などのカウル付きミドルクラス、ホンダNC700などデュアルパーパスのデザインも支持を受けてるという。

《中島みなみ》

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