ちばグリーンバス、深夜急行バスをリニューアル…早朝成田発のLCCにアクセス

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京成グループのちばグリーンバスは、7月1日深夜発から新橋駅・有楽町駅発JR成田駅行きの深夜急行バスをリニューアルすると発表した。運転区間を成田空港まで拡大して早朝出発の格安航空便(LCC)へのアクセスに対応するほか、一部区間の運賃を値下げする。

新しい運転区間と時刻は、新橋駅0時10分~有楽町駅0時20分~JR船橋駅0時55分~JR成田駅西口2時45分~成田空港第2旅客ターミナル3時35分。JR船橋駅と船橋高校(降車専用)、JR酒々井駅の各停留所を増設するほか、降車専用だった京成臼井駅、JR佐倉駅、公津の杜駅、JR成田駅の各停留所を乗降車可能な停留所に変更する。これまでは平日のみの運行だったが、土曜・休日もJR船橋駅~成田空港第2旅客ターミナル間のみ運行する。

これに伴い運賃も一部の区間で変更し、八千代台駅~JR成田駅西口間は現行運賃(2400円)より1400円安い1000円になる。土曜・休日限定の「LCC割引運賃」も設定され、JR船橋駅~成田空港第2旅客ターミナル間では通常運賃が1500円、LCC割引運賃が1000円となる。

一方、新橋駅・有楽町駅発京成佐倉駅行きの深夜急行バスはこれまで通り平日のみの運行だが、JR船橋駅~三山車庫間の通過時刻を変更するほか、一部の区間で最大700円の運賃値下げを実施する。

ちばグリーンバスの深夜急行バスは、東京都心からの帰宅者向けに運転されてきたが、今回の成田空港延伸により、早朝発のLCC利用者や成田空港の通勤客を新たなターゲットとして取り込みを狙う。

《レスポンス編集部》

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