【F1 イギリスGP】タイヤバーストの恐怖のなか、ロズベルグ今季2勝目

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
F1 イギリスGP(2013年)
F1 イギリスGP(2013年) 全 5 枚 拡大写真

イギリスGPは、タイヤバーストが頻発するという異常事態のなか、ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)がマーク・ウェーバー(レッドブル)の猛追をかわして優勝した。

一方ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトンは最初のタイヤブローの犠牲者だった。ハミルトンのタイヤバーストが発生したのはトップを走っていた7周目。続いてフェラーリのフェリペ・マッサ(フェラーリ)にも左リヤタイヤのバーストという同じ現象が発生した。ジャンエリック・ベルニュ(トーロロッソ)の場合も左リヤのブロー。場所は最高速をマークするハンガーストレートで、この後7ラップに渡ってセーフティカーの介入を招いた。各チームのピットウォールからドライバーに対して、縁石を踏むなという無線指示が飛ぶ。

セーフティカーが引っ込みレースが再開すると、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がリードし、少し離れてロズベルグが追走した。41周目、レースの順位もほぼ決着したかに見えたそのとき、突然ベッテルが駆動力を失ってホームストレート脇に停止した。ここで再度のセーフティーカーが入り、ロズベルグはすかさず3度目のタイヤ交換のためピットに入った。

セーフティカーが引っ込んだ後、最後のスプリントレースが随所で展開される。そんななか、セルジオ・ペレス(マクラーレン)が左リヤタイヤをバースト。それを目の前でギリギリかわしたフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は猛追を開始。最終的に3位表彰台をゲットする走りを見せた。また、最終ラップにマーク・ウェーバー(レッドブル)はロズベルグとのギャップをみるみる縮めたが、最後までリードを守ったのはロズベルグだった。

イギリスGP レース結果
1. ロズベルグ(メルセデスAMG) 1:32'59.456
2. ウェーバー(レッドブル) +0.765
3. アロンソ(フェラーリ) +7.124
4. ハミルトン(メルセデスAMG) +7.756
5. ライコネン(ロータス) +11.257
6. マッサ(フェラーリ) +14.573
7. スーティル(フォースインディア) +16.335
8. リチャルド(トーロロッソ) +16.500
9. ディレスタ(フォースインディア) +17.993
10. ヒュルケンベルク(フェラーリ) +19.700

11. マルドナド(ウィリアムズ) +21.135
12. ボッタス(ウィリアムズ) +25.094
13. バトン(マクラーレン) +25.968
14. グティエレス(ザウバー) +26.285
15. ピック(ケータハム) +31.613
16. ビアンキ(マルシャ) +36.097
17. チルトン(マルシャ) +1:07.660
18. ヴァンデルガルデ(ケータハム) +1:07.759
19. グロージャン(ロータス) +1lap

ファステストラップ:ウェーバー(レッドブル) 1:33.401

DNF
ペレス(マクラーレン) 47
ベッテル(レッドブル) 42
ベルニュ(トーロロッソ) 36

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  3. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る