【パイクスピーク13】三菱、雨にたたられ優勝ならず

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三菱・MiEV Evolution II
三菱・MiEV Evolution II 全 1 枚 拡大写真

6月30日、米コロラド州で決勝レースが行われた「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」で、『MiEV EvolutionII』2台体制で参戦した三菱自動車は、増岡浩選手がEVクラス2位、グレッグ・トレーシー選手が3位となった。

30日に行われた決勝、午前中は青い空が広がっていたが、やがて天気は下り坂となり、EVクラスが走行する頃には強い雨が路面を濡らした。すでに走行を開始していたアンリミテッド(改造無制限)クラスや、タイムアタッククラスはドライの路面でのレースとなったが、EVクラスのトップランナーであるトレーシー選手は、スタート前に大雨のため、タイヤ交換を余儀なくされた。

トレーシー選手、2番手走者の増岡選手は共に濡れた路面を果敢に攻めたものの、増岡選手が10分21秒866で2位、トレーシー選手は10分23秒649で3位という結果になった。クラス優勝は「チームAPEV with モンスタースポーツ」の田嶋伸博選手で、優勝タイムは9分46秒530。

2年連続で電気自動車クラス2位となった監督兼ドライバーの増岡選手は「スタートを前に路面が完全にウェットだったので、溝ありのタイヤを装着したが、いたるところでマシンがスライドした。まともに走れないような状況だったが、それでも何とか2台のマシンが無事フィニッシュできて良かったと思う。雨が降り、運がなかった部分もあるが、自分たちの力不足を認識しさらに精進していきたい」と語った。

《纐纈敏也@DAYS》

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