国会図書館、電子書籍などの「オンライン資料」の納入受付を開始

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国会図書館による啓蒙チラシ
国会図書館による啓蒙チラシ 全 2 枚 拡大写真

 国立国会図書館は1日、「オンライン資料収集制度」(eデポ)を開始した。民間で出版された電子書籍、電子雑誌等(オンライン資料)の収集を行い、紙の資料と同様に文化財として蓄積し、後世に伝えるのが狙い。

 「オンライン資料」とは、インターネット等で出版(公開)される電子情報で、図書または逐次刊行物に相当するもの(電子書籍、電子雑誌等)。当面、無償かつDRM(技術的制限手段)のないものに限定して、収集を行う。ISBN、ISSN、DOIが付与されたもの、またはPDF、EPUB、DAISYで作成されたものが対象で、オンライン資料を出版した私人は、国立国会図書館への納入が義務付けられる。

 具体的には、年報、年鑑、要覧、機関誌、広報誌、紀要、論文集、技報、CSR報告書、社史、統計書などとなる。有償もしくはDRMありの場合は対象とならないため、一般的な市販の電子書籍などは当面含まれないこととなる。

 オンライン資料の納入方法は、フォーム入力による自動収集、ファイルとメタデータをアップロードする送信、DVDによる送付の3種類。納入された資料は、国会図書館の施設内で閲覧可能となる。

《冨岡晶@RBB TODAY》

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