住友3M、自動車専用フィルム「ピュアカット89 PLUS」を発売…施工作業性を改善

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サーモグラフィ画像(フィルムあり)
サーモグラフィ画像(フィルムあり) 全 2 枚 拡大写真

住友スリーエムは、「3Mスコッチティント オートフィルム」の新製品、「ピュアカット89 PLUS」の販売を開始した。

ピュアカット89 PLUSは、透明性が非常に高く、自動車のフロントガラスなどに貼ることで赤外線を76%カットする従来品「ピュアカット89」の特性はそのままに、施工作業性を大幅に改善した新製品。

自動車専用のフィルムとして開発した「ピュアカット89」は、透明遮熱というコンセプトで2008年に販売を開始して以来、フロントガラスや運転席・助手席のサイドガラスのように高い透明性が求められる部位に貼ることがきる遮熱フィルムとして、同分野で市場をけん引。2011年から12年でスリーエムにおける同製品群の出荷量は2倍に増加している。

新製品は、新たな粘着剤を採用することで、フィルムの位置合わせや水抜き作業の時に糊ズレが発生しにくくしたほか、異物隠蔽性を改善。ガラス面とフィルム面の間に微細なゴミが目立ちにくく、仕上がりもきれいになった。

また、新たなライナーを採用することで、フィルムに一定のコシを与えつつ熱収縮性を改善。これにより作業ブース内での持ち運び時や熱収縮による整形時にフィルムの折れが発生しにくくなった。

《纐纈敏也@DAYS》

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