6月のクライスラー米国販売、15万台超え…2007年に次ぐ記録
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6月販売の結果をブランド別で見ると、「クライスラー」が前年同月比1％増の2万7249台と、5か月連続ぶりのプラス。「ジープ」は0.2％増の4万4609台と、3か月連続で前年実績を上回る。「ダッジ」は12％増の4万9843台、「ラム」は23％増の3万0935台と引き続き好調。
クライスラーブランドでは、ミニバンの『タウン＆カントリー』が、前年同月比18％増の1万0609台と、3か月連続で増加。『300』は39％減の4280台と、5か月連続のマイナス。『200』は14％増の1万2360台と、2か月連続で前年実績を上回った。
ジープブランドでは、『グランドチェロキー』が前年同月比33％増の1万6626台と、3か月連続で増加。新型投入を控えた『リバティ』（日本名：『チェロキー』）は、99％減の94台と、引き続き大幅減。『ラングラー』は1万6165台を売り上げ、前年同月比は12％増と好調が続く。
ダッジブランドでは、ミニバンの『キャラバン』が前年同月比6％減の1万0225台と、2か月ぶりに減少。『チャンジャー』は27％増の5101台と、3か月連続で増加。新型小型セダンの『ダート』は、6437台と好調な立ち上がり。ラムブランドでは、大型ピックアップトラックの『ラム』が、24％増の2万9644台を販売した。
クライスラーグループの2013年1-6月米国新車販売は、前年同期比9％増の90万8332台。同車の米国営業担当責任者、レイ・ビッグランド氏は、「6月は7車種が販売新記録を打ち立て、39か月連続での前年実績超え。この傾向は今後も続くだろう」と予想している。
《森脇稔》
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