ヤマハ発動機、4輪駆動の『VIKING』は3年後にグローバル販売5万台に育成

自動車 ニューモデル 新型車
ヤマハ発動機の「VIKING」と柳弘之社長
ヤマハ発動機の「VIKING」と柳弘之社長 全 3 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は7月3日に都内で開いた「事業説明会」で、近く米国で生産・販売する「ROV」(レクレーショナル・オフハイウェイ・ビークル)と呼ぶ4輪駆動の新カテゴリー車『VIKING』を公開した。

【画像全3枚】

いわゆるバギー車に円形ステアリングを採用した「サイドバイサイド」というジャンルで、横1列に3人がスぺレートシートに乗車できるようにした。エンジン排気量は686ccで、最大270kgの荷物を積むことができる。2駆、4駆やデフロック(前輪)が選択でき、悪路走行にも強い。

ヤマハは今月から米国のアトランタ工場で生産に着手する。今後、毎年1機種ずつ新モデルを加える計画という。米国のほかロシアを含む欧州や豪州などにも順次、投入する。

開発責任者であるRV事業部長の沢井誠二参与は「農業やレジャーなど幅広い用途のほか、運転そのものを楽しむ使われ方を想定している。3年後にはグローバルで年5万台に育成したい」と述べた。2人乗りが主体だった従来の類似モデルは年8000台規模であり、6倍強に増やす計画だ。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. NSXのエンジン内部もアプリで見れる! シミュレータアプリ「Trans4motor R」配信開始
  2. MTのみの潔さに「ほぼ最高では?」 フィアット『500ハイブリッド』発表に国内でも注目集まる
  3. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  4. 「80スープラ」の真髄は、サスペンション設計にあった【懐かしのカーカタログ】
  5. ベリーサの再来か、次期マツダ2か? マツダ『X-COMPACT』の正式発表を待ち望む声続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る