【新聞ウォッチ】ホンダ 次期 フィット、アクア 上回る燃費36km/リットル

モータースポーツ/エンタメ 出版物
ホンダ・フィット(現行型)
ホンダ・フィット(現行型) 全 3 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2013年7月4日付

●党首党論経済政策で応酬、首相ねじれ解消意欲 (読売・1面)

●「成田空港泊」増えてます、格安航空就航で(読売・2面)

●大人のスーパー三輪車,ヤマハ発動機(朝日・10面)

●自分で考えて会話するよ、アシモ(朝日・10面)

●大型車復活米の新車販売、上期雇用改善で再び人気 (朝日・11面)

●少しリッチな夏、「ボーナス増えた」4割,旅行者数最高の7884万人 (毎日・7面)

●プリウス300万台突破トッポ、累計販売15年6か月(産経・13面)

●トヨタ、3種13万台リコール(東京・28面)

●現代自、米市場で失速、供給不足・新車種不在響く(日経・9面)

●スマートコミュニディー実験拡大、欧州、国際標準狙う、EV充電設備、蓄電池で競争激化(日経・9面)

●トヨタ、研究開発費7900億円、今期11%増、先端技術、国内に重点(日経・11面)

●ホンダHV、燃費4割改善、次期「フィット」1リットル36キロ、世界販売5割増の柱に(日経・13面)

●富士重、国内生産最高に、今年度62万台、米国向け好調(日経・13面)

●ヤマ発、小型四輪で新規需要開拓(日経・13面)

ひとくちコメント

ミドルクラスセダンでは「世界最高」の水準に達したホンダの新型ハイブリッド車 (HV)の「アコードハイブリッド」。同社の伊東孝紳社長はためらいながらも「トップランナーに立つのは気持ちがいい」と語ったそうだが、どうも9月にも発売する新型「フィットハイブリッド」でも同様のコメントが使えそうだ。

きょうの日経によると、主力車「フィット」の「HV次期モデルでガソリン1リットル当たり約36キロメートルと現行モデルより燃費が約4割改善する」と報じている。JC08モード走行時でカウントした燃費でトヨタ自動車の小型HV「アクア」が35.4キロメートル。発売から15年半で世界販売が300万台を突破した「プリウス」は32.6キロメートル。

「フィット」のHV次期モデルの燃費性能「36キロ」が実現すれば、現時点では「世界最高水準」になるとみられる。伊東社長は「ハイブリッドをめぐる技術開発競争はまだ始まったばかり」と述べており、HVがお家芸のトヨタにしても、このまま見逃すわけにもいかないだろう。燃費性能をめぐる “HV”ならぬ “TH”戦争が一段とエスカレートするとみられる。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る