三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカは7月2日、6月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は5297台。前年同月比は2.1％減と、4か月連続で前年実績を下回った。
5297台の内訳は、乗用車が前年同月比51％減の1578台と、4か月連続で減少。SUVなどのライトトラックは、前年同月比69.9％増の3719台と、引き続き好調。
SUVでは、2010年10月に米国市場で発売した『アウトランダースポーツ』（日本名：『RVR』）が引き続き人気。6月は三菱の米国販売全体の5割にあたる2634台を販売した。
この台数は、同車の単月実績としては、過去最高の数字。前年同月比は80％の大幅増で、10か月連続で前年実績を上回った。アウトランダースポーツは2012年7月から、米国イリノイ工場での現地生産に切り替え、需要増に対応している。
2013年上半期（1-6月）の三菱自動車の米国新車販売は、前年同期比7.3％減の3万0469台。三菱モータースノースアメリカの横澤陽一社長兼CEOは、「アウトランダースポーツは、燃費の良さや魅力的な価格で人気。クラスをリードする安全性も支持される理由」と述べている。
